最先端検査
胃癌における免疫チェックポイント阻害剤奏効バイオマーカー
2021年1月16日最先端検査
ピロリ菌の除菌療法の普及により、胃癌の発生件数は減少しており、また内視鏡検査の発展およびESDなどの内視鏡的切除の進歩により早期発見・早期治療が可能となっているが、進行性胃癌や転移を伴う難治性胃癌に対しては抗がん剤などの …
カプセル内視鏡検査スクリーニング期間
2021年1月9日最先端検査
大腸内視鏡検査時における最も重要な偶発症である穿孔は、ほとんどが外科的手術の適応となる。 その危険性は、特に手術歴のある高度癒着症例において顕著である。 その場合に、保険適応であるカプセル内視鏡(CCE)は検査時の疼痛や …
膵臓癌における新たなバイオマーカー
2021年1月7日最先端検査
膵癌は、背部痛などの症状による診断時には進行癌の状態で発見されることが多く、外科的切除の適応とならず、抗癌剤治療のみの対象となり、5年生存率は8.5%と極めて予後不良であるが、膵癌による死亡者数は年々増加の一途を辿ってい …
一般内視鏡大腸における壁深達度AI診断
2020年12月7日最先端検査
今回、モルフォから、内視鏡検査における大腸がんの深達度AI診断プロジェクトにおいて、高精度な検出システムを構築したとの発表があった。 大腸内視鏡検査において、早期大腸癌の深達度の診断においては、肉眼的所見に加え、拡大内視 …
小児クローン病の血液診断マーカーの開発
2020年11月28日最先端検査
炎症性腸疾患(IBD)とは、小腸・大腸などの消化管に炎症が発生し、慢性的な下痢や血便、腹痛などの症状を伴う病気の総称であり、主に潰瘍性大腸炎とクローン病の2つに大別され、30万人の患者がいると報告され、本邦で最も多い指定 …
胃粘膜内における免疫機構
2020年11月24日最先端検査
以前より、胃粘膜内においては免疫機構が弱いと考えられていたが、今回、理研生命医科学研究センター粘膜システム研究チームにより、2型自然リンパ球と呼ばれる、細菌感染後の早期に働くタイプのリンパ球の一種が粘膜内に多く認められる …
消化器癌におけるバイオマーカー
2020年11月21日最先端検査
従来より、大腸腫瘍の発見には簡便で非侵襲的であり便潜血検査があるが、ポリープをはじめとした出血性疾患にとどまる。 そのため、大腸癌に対する身体に優しい高精度な方法が求められている。 そのなかで、訓練されたがん探知犬が高精 …
プローブ型共焦点レーザー内視鏡
2020年11月19日最先端検査
大腸内視鏡検査における機種やデバイスなどの開発にはめざましい進歩がある。 そのなかで、色素内視鏡・NBI・プローブ型共焦点レーザー内視鏡(probe based-confocal laser endomicroscopy …
潰瘍性大腸炎関連腫瘍における新規内視鏡の有用性
2020年11月17日最先端検査
再燃を繰り返す再燃寛解型や慢性持続型の難治性潰瘍性大腸炎は、生物学的製剤などの新規治療薬により寛解導入や寛解維持が可能となっている。 それにより、治療目標は臨床的寛解からより高度の粘膜治癒や組織学的な寛解へと飛躍している …