最先端検査
小児クローン病の血液診断マーカーの開発
2020年11月28日最先端検査
炎症性腸疾患(IBD)とは、小腸・大腸などの消化管に炎症が発生し、慢性的な下痢や血便、腹痛などの症状を伴う病気の総称であり、主に潰瘍性大腸炎とクローン病の2つに大別され、30万人の患者がいると報告され、本邦で最も多い指定 …
胃粘膜内における免疫機構
2020年11月24日最先端検査
以前より、胃粘膜内においては免疫機構が弱いと考えられていたが、今回、理研生命医科学研究センター粘膜システム研究チームにより、2型自然リンパ球と呼ばれる、細菌感染後の早期に働くタイプのリンパ球の一種が粘膜内に多く認められる …
消化器癌におけるバイオマーカー
2020年11月21日最先端検査
従来より、大腸腫瘍の発見には簡便で非侵襲的であり便潜血検査があるが、ポリープをはじめとした出血性疾患にとどまる。 そのため、大腸癌に対する身体に優しい高精度な方法が求められている。 そのなかで、訓練されたがん探知犬が高精 …
プローブ型共焦点レーザー内視鏡
2020年11月19日最先端検査
大腸内視鏡検査における機種やデバイスなどの開発にはめざましい進歩がある。 そのなかで、色素内視鏡・NBI・プローブ型共焦点レーザー内視鏡(probe based-confocal laser endomicroscopy …
潰瘍性大腸炎関連腫瘍における新規内視鏡の有用性
2020年11月17日最先端検査
再燃を繰り返す再燃寛解型や慢性持続型の難治性潰瘍性大腸炎は、生物学的製剤などの新規治療薬により寛解導入や寛解維持が可能となっている。 それにより、治療目標は臨床的寛解からより高度の粘膜治癒や組織学的な寛解へと飛躍している …
潰瘍性大腸炎におけるカプセル内視鏡検査の重要性
2020年11月12日最先端検査
潰瘍性大腸炎は、大腸にびらん、潰瘍などの炎症を呈する免疫疾患である。 現在、潰瘍性大腸炎の診断や病勢分類、罹患範囲、重症度などの評価判定には、大腸内視鏡検査が使用されるが、症例によっては年一度の検査が必要となり、侵襲的な …
内視鏡検査時の多光子励起顕微鏡診断
2020年10月29日最先端検査
内視鏡検査時における消化器・呼吸器・子宮などにおける病変は肉眼的観察によりある程度の診断が可能だが、悪性の最終確定診断には、病変部位から組織片を生検や切除した組織をガラス標本作製し、病理医が顕微鏡で観察・診断する病理診断 …
AI搭載内視鏡システム
2020年10月17日最先端検査
オリンパス株式会社から、大腸内視鏡用のAI診断支援アプリケーションを搭載した内視鏡CADプラットフォーム「ENDO-AID(エンドエイド)」が、2020年11月初旬に欧州で発売される。 日本では、法規制対応の準備が整い次 …
スキルス胃癌におけるゲノム解析
2020年9月26日最先端検査
スキルス胃癌は、著明な潰瘍形成も周堤もなく、胃壁の肥厚・硬化を特徴とし、病巣と周囲粘膜との境界が不明瞭なものと定義され、びまん浸潤型の4型に分類され、初期には診断に苦慮する場合があり、進行時には転移を有する難治性癌として …