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Atrophic gastritis萎縮性胃炎

ピロリ菌の感染により胃粘膜の萎縮した病態です。

ピロリ菌は5歳前後の幼少時に経口感染し、長期間にわたって胃粘膜を侵食し萎縮を引き起こします。重症になると胃の粘膜ヒダは消失し胃壁自体が薄くなります。

正常胃

萎縮性胃炎

そのため、胃の運動機能が低下し、胃酸の分泌も減少するため、消化能力が落ちて、胃もたれや上腹部の違和感が発生します。アコファイドなどの消化管運動亢進薬の服用が必要となります。また、萎縮した粘膜は胃癌の発生母地となり、胃癌症例のほぼ100%がピロリ菌に感染または感染既往があります。除菌薬によるピロリ菌の消失が早いほど胃癌発生のリスクは低下します。

<監修責任者>
医潤会内視鏡クリニック  理事長 中西弘幸