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Columnコラム

胃カメラ検査時に発見されるLSBE由来Barrett食道腺癌の病理組織学的特徴

近年、食生活の欧米化により、また内視鏡検査の充実により、Barrett食道発見の頻度が高くなっている。

SSBE腺癌·LSBE腺癌のいずれも含めた表在型Barrett食道腺癌においては、管状構造ないし乳頭管状構造を主体とする高分化·中分化腺癌の頻度が69.4%、低分化成分を混じるもの(混在型)が30.6%であり、低分化成分のみから成る病変はないとの報告がある。

低分化成分を含む病変は、深達度pT1a-SMM、LPMにはなく、pTla-DMMないしpT1b-SMに認められ、浸潤するにつれて低分化成分へ移行する傾向が示唆される。

また、LSBE腺癌に限っても同様の傾向が認められている。

LSBE腺癌には広範な0-IIb型成分を伴う場合があるが、同成分は病理組織学的に丈の低い管状構造から成る高分化腺癌から構成されることが多く、時に部分的に低分化成分を含む場合もある。

また、0-IIb型成分の中でも病変辺縁部においては、腺管密度が低く、細胞異型も軽度となった腺管がみられることがあり、腫瘍·非腫瘍の鑑別が難しいとされている。