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Columnコラム

食道異所性粘膜とは?

食道異所性粘膜とは、本来は胃に存在する胃粘膜様の組織が、食道、特に食道入口部付近に認められる状態を指します。多くは胎生期の発生過程において、食道粘膜が円柱上皮から扁平上皮へと置き換わる際に一部が残存した先天的な所見と考えられており、内視鏡検査で偶然発見されることがほとんどです。男性にやや多くみられます。

多くの場合は無症状で経過しますが、異所性胃粘膜が胃酸を分泌する性質を持つため、胸やけ、喉の違和感、慢性的な咳、声のかすれなどの症状を呈することがあります。これらの症状は逆流性食道炎など他の疾患でもみられるため、症状のみでの鑑別は困難です。

診断は主に内視鏡検査で行われ、正常な食道粘膜とは異なる赤色調の粘膜として比較的容易に確認されます。治療は原則として不要ですが、症状を認める場合には胃酸分泌抑制薬による薬物療法が行われ、症状の改善が期待されます。