2023.06.23
内視鏡検査におけるDevice-assisted endoscopyの進歩
従来より、小腸検査にはダブルバルーン内視鏡(DBE)とシングルバルーン内視鏡(SBE)がある。
近年、上記に加えスパイラル内視鏡(SE)が開発され、これらをdevice-assisted endoscopyと呼ひ、小腸も精密な内視鏡診療が可能になった。
富士フイルム社DBEには通常径のEN-580T、細径のEN-580XP、ショートタイプのEI-580BTがある。
オリンパス社SBE はショートタイプのSIF-H290Sに加え、撮像方式が同時式となったSIF-H190が発売された。
また、内蔵モーターでらせん状のフィンのあるオーバーチューブを回転させて挿入するSEであるPowerSpiral も発表された。
バルーン内視鏡は本邦では年間1万件弱が施行されているが、ガイドラインとして「小腸内視鏡診療ガイドライン」がある。