胃・大腸内視鏡時に発見される早期癌に対するアプローチてして新たな画像強調内視鏡Linked Color Imaging (LCI) による消化管粘膜の特徴としてオレンジ色と紫色があげられる。

粘膜における波長の違いによる光の反射や吸収という観点からみれば、オレンジ色と紫色は全く関係のない色調というわけではなく、短波長の強弱バランスによってお互いに密接に関係している。

①粘膜表層近傍の浅層領域に腺管が密に存在すればオレンジ色

②それらの領域に腺管が疎であれば紫色

ただ、今後の詳細な研究が必要である。