2025.01.16
ピロリ菌除菌療法
胃カメラ検査により、胃潰瘍や萎縮性胃炎など、ピロリ菌(Hp)感染を疑われた場合、採血で血中Hp抗体価を調べます。
陽性の場合、1次除菌療法として除菌薬を1週間服用します。服用後、2ヶ月以降に呼気検査や糞便検査により効果判定を行います。
約90%の保菌者が除菌されますが、耐性菌を保有しているためな除菌されない場合は、2次除菌療法を行います。
ほぼ2次除菌療法までに除菌が完了しますが、3次除菌が必要な場合があります。
Hpは、免疫の幼弱な5〜6才までに感染するため、大人になってからの感染は稀ですが、除菌後も数%に再発の可能性があります。