2024.12.06
胃潰瘍原因菌の感染経路
胃潰瘍の原因である60~70%がヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori, ピロリ菌)という細菌は、5-6才までの幼少時に経口感染します。
以前は、共同の井戸水からが多く、70才以上の高齢者では80%と高率です。
50才以上でも70 %と高く、20代~30代では10~20%、10代では5%程度と上下水道の整備率とともに低くなります。
現在の感染は、親から子供への口移しや食器の共有が考えられます。
大人になってからの感染や除菌後の再感染はほぼありません。