内視鏡は、胃・大腸だけでなく、呼吸器・泌尿器・婦人科など、さまざまな分野で発展を遂げている。

SBIファーマは、経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)時における筋層非浸潤性膀胱癌の可視化に用いられる光線力学診断(PDD)用剤「アラグリオ顆粒剤分包1.5g」、「アラグリオ内用剤1.5g」や医療用光源装置「Aladuck 405」を開発し、日本の泌尿器科医へ提供している。

また、Scivita社は、さまざまな診療科向けのリユーサブル・シングルユース内視鏡やその関連機器、システムなど総合的な製品ラインアップを、中国および欧米などで販売している。

泌尿器科領域において、交差汚染リスクやメンテナンス・滅菌の負担から、使い捨てのシングルユース内視鏡の需要が高まっており、今回、両社の提携により、泌尿器科向けシングルユース内視鏡の2023年中の販売開始を予定している。