日帰りポリープ切除術
大腸腫瘍(ポリープ)には主に以下の種類があり、それぞれに異なる切除方法を選択します。
早期癌治療の場合、平均30分で手術が終了し、当日帰宅が可能です。
1. 隆起性腫瘍
丸みをおびた小ポリープが多く、頸部をワイアーで絞扼し切除します。
2. 有茎性腫瘍
茎内に太い血管が通っているため、切除時に出血防止のため、茎根部を留置スネアー(ナイロン糸)で絞扼した後、ワイアーをかけて切除します。この糸は約10日前後で安全に脱落します。
3. 平坦型腫瘍
側方発育型腫瘍(LST)と呼ばれる平坦な腫瘍で、腫瘍下部(粘膜下層)に特殊な液を注入して、腫瘍を浮き上がらせて切除します。切除断端はクリップ縫合します。
クリップは10日前後で脱落し便とともに排出されます。
進行性大腸癌
手術適応症例は当院関連またはご希望の医療機関へご紹介致します。