胃カメラ検査時に発見される早期胃癌に対するESD治療選択アルゴリズム
2021年3月9日内視鏡的治療
内視鏡的粘膜下層剥離術 (endoscopic submucosal dissection; ESD)が、早期胃癌の標準治療として普及し、内視鏡治療の適応が大きく拡大された。 早期胃癌のESDの適応を決定するために、早期 …
ESDにおける台状挙上
2021年3月8日内視鏡的治療
ESDの普及により、早期胃癌の段階で非侵襲的内視鏡治療による完治が可能となっている。 早期胃癌に対するESDが適応であるかの治療選択アルゴリズムの最上位は、深達度診断である。 その代表的内視鏡診断として、病巣の台状挙上が …
胃カメラ検査時に発見される十二指腸乳頭部がんにおけるELF3
2021年3月6日胃カメラ
上部・下部内視鏡検査の普及により、胃や大腸がんの早期発見が可能となっている。上部内視鏡においては、挿入観察は十二指腸まで行われるが、十二指腸におけるがんの発生は極めて稀である。 しかし、胆汁や膵液などの消化液が流入する十 …
超音波エラストグラフィ解析法
2021年3月5日最先端検査
組織診断情報として組織硬度な画質化と定量化を可能とするために、ストレイン法の原理による超音波エラストグラフィがさまざまな超音波内視鏡使用時の診断に欠かせない手法となっている。 ストレイン法の解析方法としては、パターン診断 …
治療モダリティとしての造影ハーモニック超音波内視鏡
2021年3月4日最先端検査
ソナゾイド造影剤を使用する造影ハーモニックEUS(CH-EUS)により病変部の質的診断が向上している。 しかし、CH-EUSは診断モダリティとしてだけでなく、EUS下治療にも有用な可能性を有する。 近年、EUS-FNAを …
胃カメラ検査時に発見される食道癌と歯周病との因果関係
2021年3月2日胃カメラ
上部内視鏡検査の普及により食道癌の早期発見が増加し、ESDなどの内視鏡治療の進歩により早期治療も可能となっている。 その発生原因として飲酒や喫煙などが指摘されているが、近年、口腔内細菌も発生要因のひとつとして挙げられてい …
超音波内視鏡へのAI導入
2021年3月1日最先端検査
超音波内視鏡検査は、胆膵疾患の診断において必須のモダリティであるが、技術的習熟に時間を要する。 また、診断においては、術者依存による主観的診断に陥りやすく、CTやMRIに比べて客観性が低い欠点がある。 しかしながら、画像 …
胃カメラ・EUS-FNB
2021年2月27日胃カメラ
超音波内視鏡検査時の診断的標準手技として、超音波内視鏡下穿刺吸引法(endoscopic ultrasonography-guided fine needle aspiration:EUS-FNA)がある。 近年、穿刺針 …
超音波エラストグラフィ
2021年2月26日最先端検査
超音波内視鏡は、Bモードの画質向上だけでなく、ドップラー法や造影ハーモニック法による血流診断の登場により飛躍的に発展した。 新たな組織診断情報として組織硬度な画質化と定量化を可能とする超音波エラストグラフィがさまざまな超 …
造影ハーモニックEUSによる解析
2021年2月25日最先端検査
内視鏡先端に超音波プローブを装着した超音波内視鏡(EUS)では腫瘤の質的診断に苦慮する場合、ペルフルブタンを水素添加卵黄ホスファチジルセリンナトリウムであるソナゾイド造影剤を使用する造影ハーモニックEUS(CH-EUS) …