造影ハーモニック超音波内視鏡
2021年2月22日最先端検査
内視鏡先端に超音波プローブを装着した超音波内視鏡(EUS)では、通常型膵癌、炎症性腫瘤、膵神経内分泌腫瘍などの充実性腫瘤は、いずれも低エコー腫瘤として描出され、鑑別困難なことが多い。 近年、第二世代超音波造影剤が登場し、 …
大腸カメラ検査時に発見される大腸SM癌に対するサルベージ手術
2021年2月20日大腸カメラ
内視鏡治療後の検体における病理検査にて、大腸SM癌お診断された場合、リンパ節郭清を伴う追加外科切除を施行されることが多い。 しかし、そのうちの多くの症例においては、リンパ節転移を認めないことから、大腸SM癌の内視鏡治療後 …
対策型大腸がん検診におけるスクリーニング全大腸内視鏡検査の必要性
2021年2月19日その他
対策型大腸がん検診が導入されて以来、大腸がんの年齢調整死亡率は減少傾向に転じているが、いまだ、罹患率・死亡率ともに多い癌腫のひとつである。 大腸癌による死亡率減少を目的として、日本消化器内視鏡学会より新規に「大腸内視鏡ス …
大腸カメラ検査時のクリーンコロンにおけるcold polypectomyの重要性
2021年2月18日大腸カメラ
大腸腺腫に対する内視鏡的ポリペクトミーは、大腸癌の発生率および死亡率を低下せるうえで重要であるが、その切除適応については様々な議論がなされている。 径5mm以下の微小病変は数年経過しても大きさの増大や形態的変化が見られる …
大腸内視鏡スクリーニングとサーベイランスガイドライン
2021年2月16日その他
大腸内視鏡検査(TCF)を有効活用することによる大腸癌スクリーニング・サーベイランスの整備は大腸癌撲滅において喫緊の課題である。 従来より臨床現場において行われている診断検査としてのTCFに加え、スクリーニングTCFの導 …
大腸カメラ検査時に発見される転移性大腸癌に対するmicroRNA創薬
2021年2月13日大腸カメラ
内視鏡検査の普及により、大腸癌は早期発見・早期治療が可能となっている。 しかし、内視鏡治療適応外の進行性大腸癌で見つかるケースもいまだ多く存在し、外科的手術適応外の肝転移などの難治性転移性大腸癌で発見されるも多い。 この …
膵癌におけるゲノム医療のための大規模調査
2021年2月12日その他
膵癌の発生率および死亡率は本邦だけでなく世界的に増加しており、発見時には手術適応外の場合も多く5年生存率が極めて低い癌腫である。 膵癌は速やかに背部神経叢に浸潤するため、背部痛などの症状により、検査が行われ発見される場合 …
大腸カメラ検査時に発見される転移性難治性大腸癌における線維芽細胞発現メフリンによる新規治療戦略
2021年2月9日大腸カメラ
近年増加の一途をたどる大腸癌は、大腸内視鏡検査の普及により、早期大腸癌で発見され、またESDなどの内視鏡治療の進歩により内視鏡切除が可能となっている。 しかし、進行性大腸癌で発見されるケースも依然として多く、遠隔転移と伴 …
稀少癌である神経内分泌癌研究のためのオルガノイド培養技術
2021年2月8日最先端検査
胃癌・大腸癌などの消化器系の悪性腫瘍の多くは腺癌であり、食道癌では扁平上皮癌が多い。 しかし、稀に、上皮構造がなく神経や内分泌細胞の特徴的なタンパク質を発現する神経内分泌癌がある。 内視鏡検査時において、粘膜面が正常な隆 …