検査適応
胃内視鏡検査の適応症状と病名
以下のような症状があれば胃内視鏡検査適応となります。
症状
- 胸焼け
- げっぷ
- 食べたものが飲み込みにくい
- 食べたものがつまる
- 胃酸が上がる
- 胃痛
- 胃が痛い
- もたれる
- 上腹部違和感
- 腹部膨満感
上記症状から以下の病名が考えられ、胃内視鏡検査が必要となります。
病名
大腸内視鏡検査の適応症状と病名
以下のような症状があれば大腸内視鏡検査適応となります。
症状
- 下血※
- 便潜血陽性※
- 粘血便
- 便に血が混じる
- 腹が痛い
- 腹部違和感
- 便秘
- 便が出ない
- 便が細い
- 下痢
- 便が柔らかい
- 水様便
- 粘液便
※上記の内、多くの大腸疾患に伴い、特に大腸内視鏡検査が必要となる重要な症状が、下血・便潜血陽性です。排便時などに肉眼で出血している場合を下血、検査用スティックで採取した便中に血が混じっている場合を便潜血陽性と呼びます。
両者は、出血が肉眼的に判断できるかどうかの違いだけで、主に大腸から出血していることを意味します。ただ、黒色に近い出血は、胃などの上部消化管からの出血も考えられ、胃内視鏡検査が必要になります。
また、腸管外の肛門病変である痔核などからの出血の時もありますが、下血や便潜血陽性が認められた場合は、念のため大腸検査を受けられることをお勧めします。
上記症状から以下の病名が考えられ、大腸内視鏡検査が必要となります。