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Columnコラム

大腸カメラ検査時に発見される大腸観察モダリティの進歩

ズーム式拡大大腸内視鏡により内視鏡診断は飛躍的に進化を遂げた。

生体内で生きた細胞が形作る組織構築を表面微細構造(pit pattern)として観察することによりリアルタイムな診断が可能になった。

さらに、ヘモグロビン吸収波長光を利用したNBI (narrow band imaging)により色素を使用せずに微小血管構築(vascular pattern)および腺管開口部(surface pattern)を観察できるようになった。

現在では、通常観察から500倍まで拡大観察が可能となった超拡大内視鏡が開発されたことにより、生体内で細胞核形態までもが観察できる。

このように、マクロの診断からミクロレベルの病理組織像の診断が可能な時代になっている。

また、近年上市された超拡大内視鏡(Endocyto)は病変表層の細胞群を観察できる。主に核の異型、極性、重層化などが反映された所見であり、病変の表層における病理組織像に一致している。

このように確立されたpit pattern診断とJNET(the Japan NBI Expert Team)分類をはじめとしたNBIを用いた診断、あるいはBLI (blue laser imaging)を用いた診断における腫蕩非腫場の正診率は pit pattern診断で96~98%、NBI診断では95%と報告されている。腺腫癌との鑑別、深達度診断においても70~90%の高い正診率が得られている。