CT検査でX線撮影された腸管の断面をコンピューター解析により積み重ねていくことで大腸を形状化します。
再構築された大腸は3D化されているため、実際に内視鏡で観察しているようにポリープや腫瘍の診断を行うことが可能です。
肛門から大腸内に空気(炭酸ガス)を注入するためのチューブを挿入します。大腸内をよく観察するために、大腸を十分に膨らませた状態でCT検査を行います。検査は約10分程度で終了し、全く苦痛はありません。
大腸CT検査の放射線量は、通常の放射線1/5程度であるため、被曝量も少ないです。
また、大腸腸管付近の臓器(肝臓・膵臓・腎臓・子宮・卵巣・前立腺など)の一部病変の描出も可能です。