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Columnコラム

がん検診における検査の役割

健康診断やがん検診で「異常なし」と言われると、多くの方は安心されると思います。しかし、医療の世界でいう「異常なし」とは、「すべての病気が否定された」という意味ではありません。

例えば胃カメラで異常がなければ、胃がんや食道がんなどの可能性は低いと考えられます。一方で、肺や膵臓、肝臓、腎臓などの臓器は胃カメラでは評価できません。同様に、大腸カメラで異常がなかったとしても、それは主に大腸の病気についての結果であり、他の臓器の病気を否定するものではありません。また、どの検査にも限界があります。CT検査、超音波検査、血液検査なども、それぞれ得意な領域と苦手な領域があります。

重要なのは、「異常なし」という結果だけを見るのではなく、「どの検査で、どの臓器を評価した結果なのか」を理解することです。がん検診では一つの検査だけで全身を評価することはできません。年齢や症状、生活習慣、家族歴などに応じて適切な検査を選択することが大切です。

当院では胃カメラ・大腸カメラ・CT検査を行っており、それぞれの特徴を踏まえながら患者様に適した検査をご提案しております。検診結果についてご不安な点があれば、お気軽にご相談ください。