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Columnコラム

胃カメラ検査時に発見される十二指腸隆起性病変

十二指腸病変の内視鏡分類は、肉眼的形態から以下のカテゴリーに分けられる。

①  隆起性病変

②  平坦または陥凹性病変

③  圧排や狭窄を呈する病変

④  多彩な内視鏡像を呈する病変

⑤  乳頭部および副乳頭部病変

① 隆起性病変

(1)表面が十二指腸粘膜と異なる病変

異所性胃粘膜・胃上皮性化生・腺窩上皮型過形成ポリープ・腺腫

Peutz=Jeghers型ポリープ・家族性大腸ポリポーシスに伴う多発性腺腫など

(2)表面が十二指腸に覆われている病変

A.色調変化を伴う病変

十二指腸炎・嚢胞・リンパ管腫・脂肪腫など

B.表面陥凹を伴う病変

神経内分泌腫瘍(NET)・Brunner腺過形成・Brunner腺由来腺癌・異所性膵など

C.表面変化に乏しい病変

GISTなど

②  平坦または陥凹性病変

(1)陥凹主体病変

Ⅱc型腫瘍など

(2)びらんや潰瘍主体病変

十二指腸潰瘍・Zollinger-Ellison症候群など

(3)色調変化主体病変

Angioectasia・動静脈奇形など

③  圧排や狭窄を呈する病

壁外性圧排・MALTリンパ腫・上腸間膜動脈症候群など

④  多彩な内視鏡像を呈する病変

十二指腸憩室・胆嚢十二指腸瘻・クローン病など

⑤  乳頭部および副乳頭部病変

乳頭部腫瘍・副乳頭部腫瘍など

上記については、内視鏡検査時に肉眼的形態・色素撒布などによる診断に加え、ボーリング生検やEUSを用いたFNAなどを行い、慎重な診断・治療の選択が必要となる。