食道癌とmicroRNA
2020年6月11日最先端検査
食道癌は早期の段階で発見すると内視鏡切除などの患者に負担の少ない治療で完治することも可能となるが、進行癌では予後不良であり、また転移性した場合は根治は難しく、抗癌剤治療や放射線治療などを組み合わせた負担の大きい治療となる …
大腸カメラ検査時に発見されるSSA/P
2020年6月9日大腸カメラ
大腸ポリープは、多くが癌化の可能性を有する腺腫と癌化の可能性が少ない過形成ポリープに分類される。 従来、異型のない鋸歯状ポリープは過形成性ポリープと呼ばれ、癌化の危険はほとんどない病変とされていたが、鋸歯状構造を有する鋸 …
大腸カメラ検査時に発見される潰瘍性大腸炎の新薬
2020年6月8日大腸カメラ
潰瘍性大腸炎は、免疫機構の異常により免疫細胞が腸管細胞を攻撃し、腸管に炎症を引き起こす疾患であり、国の「指定難病」に指定されている。 年々増加傾向にあり、2016年度の患者数(特定疾患医療受給証の所持者)は約16万800 …
ピロリ菌とmicroRNA-135b
2020年6月5日ピロリ菌
ヘリコバクター・ピロリ菌は、主に幼少時の経口感染により胃粘膜内に定着し、長年にわたり胃粘膜を侵食し、萎縮性胃炎を引き起こし、やがて胃癌の発生母地となる。 胃癌患者のほとんどが、ピロリ菌感染または感染既往を有し、除菌により …
非侵襲性カプセル内視鏡
2020年6月4日最先端検査
カプセル内視鏡検査とは、超小型カメラを内蔵した、大きさ31.5mm×幅11.6mmのカプセルをビタミン剤のように口から飲み込むだけの内視鏡検査である。 飲み込まれたカプセル内視鏡は消化管を通過しながら内部を撮影し、腰に取 …
胃カメラ検査時に発見されるストレスによる胃潰瘍
2020年6月2日胃カメラ
胃潰瘍の発生要因は、ピロリ菌の感染によるだけでなく、ストレスにより分泌されたホルモンが胃周囲の栄養血管を収縮させることも一因と考えられている。ただ、ストレスが胃癌の発生・進展に関与しているかは明らかでない。 自律神経は、 …
胃カメラ・超音波内視鏡
2020年6月1日胃カメラ
超音波内視鏡検査(EUS)とは、先端に超音波画像装置が装着された内視鏡で行う検査である。 主に胃粘膜下腫瘍や膵臓・胆道疾患などの病変の診断に使用される。 胃粘膜腫瘍は、胃粘膜の下層に存在する腫瘍で、通常の胃内視鏡による胃 …