検診としての大腸CT
2020年7月14日最先端検査
大腸癌の早期発見のためには、検診ならびに精密検査受診率を向上させること、有症状時に早めに受信・精査を行うことが重要である。 大腸癌の精密検査法である全大腸内視鏡検査には、前処値として服用する下剤の量の多さや内視鏡検査時の …
大腸CTにおける隣接臓器診断
2020年7月13日最先端検査
大腸CT検査と大腸内視鏡検査ともに大腸内部の粘膜病変を観察診断する検査であるが大きく異なるのは、大腸CT検査では周囲臓器の情報まで入手できることである。 撮影時の線量はで1/5であるため被曝量は少なくて済み、通常CT検査 …
大腸カメラ検査時に発見される潰瘍性大腸炎癌化リスク診断法の開発
2020年7月11日大腸カメラ
炎症性腸疾患とは免疫機構の異常により免疫細胞が腸管細胞を攻撃することにより腸管に炎症を引き起こす疾患である。 主に潰瘍性大腸炎とクローン病の2種類がほとんどを占め、ほかに腸管ベーチェット病などの稀な疾患もあるが、特に潰瘍 …
NBI(食道・胃・大腸)
2020年7月10日最先端検査
短波長の光では粘膜表層の情報、長波長の光では粘膜下深部の情報を反映し、415nm、540nmの波長を使用することが最も病変の視認性を向上するため、415 nm、540 nm を中心とした短波長の狭帯域を(Blue Lig …
大腸カメラ検査時に発見されるIBDにおけるバイオマーカーとしてのMAIT細胞
2020年7月9日大腸カメラ
MAIT細胞(mucosal associated invariant cell )は末梢血T細胞中の1〜8%を占める自然リンパ球であり、腸管粘膜固有層やパイエル板に多く存在する。 T細胞、iNKT細胞と同様に、NK細胞 …
大腸CTによる局在診断
2020年7月6日最先端検査
大腸内視鏡検査による病変の局在診断は、必ずしも正確ではない。 特に、横行結腸やS状結腸は走行および長さに個人差が大きく、また、閉塞性大腸癌で全大腸の観察ができない場合には、局在診断を誤りやすい。 内視鏡検査により進行性大 …
胃カメラ検査時に発見されるGIST
2020年7月4日胃カメラ
GIST(消化管間質腫瘍)は消化管粘膜下の筋層にカハール介在細胞の前駆細胞が異常に増殖し腫瘍化したものであり、粘膜から発生する胃癌や大腸癌とは異なる性質を示す。 発生部位は、胃が約40%~60%と高く、次いで小腸で約30 …
大腸カメラ検査時に発見される早期大腸癌におけるctDNAの有用性
2020年7月3日大腸カメラ
早期大腸癌患者において、根治的治療後の再発モニタリングは重要な課題のひとつである。 早期大腸癌のうち、粘膜内癌は、断端陰性の場合においてはリンパ節・血行性転移がないため完全治癒症例となる。 しかし、粘膜下層への浸潤を認め …
大腸CT検査時の鎮痙剤の有無
2020年7月2日最先端検査
ブスコパンやグルカゴンは鎮痙剤の効能を有するため大腸内視鏡検査の前投薬として投与される機会が多い。 大腸内視鏡検査は肛門から回盲部までの全大腸にスコープを挿入し観察・治療を行う検査である。挿入時の物理的侵襲や比較的長い検 …